【タイ・豪州】アヌティン・チャーンウィーラクーン首相は8月18日(現地時間)、豪シドニーで開かれた「タイ・オーストラリア投資ビジネス交流会」で講演し、地元企業に対してタイを投資拠点として活用し、アセアン7億人の市場に進出するよう呼びかけた。来年は両国の外交関係樹立75周年にあたり、政府間協力だけでなく民間の連携拡大が重要だと強調した。
地政学リスクやサプライチェーンの変化が続く中、タイは産業基盤、インフラ、国際的な物流網を強みに、経済の強靱化とイノベーション促進を進めていると説明。タイでの投資は国内6600万人市場だけでなく、アセアン全域へのアクセスにつながると紹介した。
また、タイは2028年にアセアン議長国を務める予定で、域内の連結性と供給網強化を主導すると説明。オーストラリアとの経済協力では自由貿易協定(TAFTA)を基盤に、1)農業・食品、2)再生可能エネルギーと蓄電、3)デジタル・クリエイティブ産業、4)高度製造業、5)教育の5分野で連携拡大の余地があるとした。
交流会には地元企業53社が参加し、ANCA(最先端製造業)、Canva(デザイン技術)、Hastings(鉱業)といった企業がタイへの投資に関心を示したという。



























