タイ発着・通過の航空便、過去10カ月で77万7456便 中国便向けに航空路線の導入も

【タイ】タイ航空無線会社(エアロタイ)によると、2025年10月1日(2026会計年度)から2026年7月31日までの累計で、タイを発着または通過する航空便は計77万7456件で、1日平均2558便だった。国別の累計では中国が8万4033便で最多だった。

 内訳は国際線38万5991便、国内線29万7234便、領空通過便9万4231便。全体の航空需要は中東情勢の影響を受けつつも、同社の予測と概ね一致したという。会計年度通年(~2026年9月)では、総便数を91万9643便(1日平均2520便)と見込んでおり、前年度比1.64%の増加となる。

 タイを発着または通過する航空便の累計は、■中国:8万4033便、■インド:4万3131便、■マレーシア:3万9641便、■シンガポール:3万8224便、■ベトナム:3万2425便――となっている。エアロタイは「航空便の増加はタイの航空産業の回復が続いていることを示し、堅調な成長傾向にある」と分析。外部要因の圧力があるものの、タイは依然として国際観光客を引き付けているとしている。

 中国便の増加を受け、エアロタイは9月3日にもタイ・中国・ラオスの協力による新たな航空路線「L770(NAN–SAGAG)」を導入する。新ルートは既存の中国方面ルート「A581」などと比較して27.5〜35.2海里短くなる。航空交通管理の効率が向上し、航空会社の運航コスト、燃料消費の削減、温室効果ガス排出の低減にもつながり、東南アジアと中国間で増加する航空需要にも十分に対応する追加容量を確保できる。

 エアロタイは「新ルートが航空便増加に伴う持続可能な航空発展を支え、地域の航空路ネットワークを強化する」と説明。「重要市場である中国との接続性向上に寄与する」とも述べている。

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