タイ〜インドネシア航空路線拡充、年内のタイ訪問者89万人目標を後押し

【タイ・インドネシア】タイ政府はインドネシアからの旅行者誘致を強化するため、同国のトランスヌサ航空および旅行プラットフォームのトラベロカと新たな協力覚書を締結した。両国を結ぶ直行便を拡充し、年内目標であるインドネシアからのタイへの訪問者89万人達成を後押しする。

 タイ政府観光庁(TAT)は、アヌティン・チャーンウィーラクーン首相のインドネシア公式訪問に合わせ、8月4日にジャカルタで両社と覚書を締結した。トランスヌサ航空は8月6日からジャカルタ〜バンコク(スワンナプーム)間の1日2便の定期便を開始し、9月9日にはバリ〜プーケットの直行便も就航する。

 TATはインドネシアを東南アジアの重点市場5カ国の一つと位置付けており、今回の航空提携によって直行便の拡充、観光商品の開発、共同プロモーションを進め、主要都市以外への旅行需要も喚起したい考え。トランスヌサが提供するプライベートジェットサービスは、高付加価値旅行者の誘致にも寄与するとしている。

 トラベロカとの協力では、同社のデジタル基盤と市場データを活用し、個人旅行者、家族連れ、ムスリム旅行者を重点的に取り込む。タイはインドネシア市場向けに、タイ料理、歴史遺産、地域コミュニティ、ウェルネス体験、ビーチなどを訴求し、ムスリムフレンドリーな観光地としての地位強化を図る。

 今年1月1日〜7月31日のインドネシアからの訪問者は37万6337人で、平均滞在は6泊。TATは今回の2つの提携により、年間目標の89万人に到達できると見込んでいる。

●タイ首相が15年ぶりのインドネシア公式訪問

写真:タイ政府観光庁(TAT)ข่าวสารท่องเที่ยว ททท.フェイスブックより

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