【タイ】中国の王毅外相が4月23〜25日の日程でタイを訪問し、アヌティン・チャーンウィーラクーン首相およびシハサック・プアンケートケーオ副首相兼外相と会談する。タイ外務省の招待によるもので、第3回タイ中国外相級協議を共同議長として主宰する。
両国の戦略的パートナーシップの推進、二国間協力の深化、地域・国際情勢に関する意見交換が議題となる。アヌティン首相によると、協議は幅広いテーマを扱う見通しで、タイ側はコメや果物など農産品の輸入拡大を中国に求めるほか、中国からの投資促進や技術協力の強化も働きかける方針だという。
今回の訪問は、両国が包括的戦略協力パートナーシップの下で関係拡大を進める中で行われるもの。タイ外務省は昨年の共同声明で、2025年の国交樹立50周年を機に高官交流を一段と強化し、「タイと中国は親族のように近しい」とされる長年の関係をさらに深めると表明していた。
両国は近年、貿易・投資、交通インフラ、安全保障など幅広い分野で協力を強化。2025年の協議では、高速鉄道、デジタル経済、電気自動車、国際詐欺組織対策などが主要テーマとなり、関係が従来の外交分野を超えて拡大していることが示された。
今回の訪問は、2025年の国交樹立50周年や同年のタイ国王の中国訪問など、象徴的・政治的交流が活発化した流れを受けたものでもあり、中国がタイ外交および経済戦略において重要な位置を占めていることを改めて示す形となる。
























