ホルムズ海峡で行方不明のタイ人船員3人、タイ外務省が死亡を確認

【タイ】シハサック・プアンケートケーオ副首相兼外相は4月9日、ホルムズ海峡を航行中の3月11日に攻撃を受けたタイ船籍のMayuree Naree(マユリー・ナリー)について、行方不明となっていたタイ人船員3人の死亡が確認されたと発表した。同日の中東情勢に関する記者会見で、遺族に哀悼の意を表した。

 乗組員23人のうち20人はオマーン海軍に救助されたが、3人の行方が分からなくなっていた。先週、船体周辺で人骨が発見されたものの、身元や人数は特定されていなかった。

 シハサック副首相は4月15、16日にオマーンを訪問し、救助活動への協力に謝意を伝えるとともに、ホルムズ海峡の航行安全を巡るオマーンとイランの協議状況を確認する。残るタイの貨物船が同海峡を通過できるよう、両国当局に支援を求める考えも示した。

 現在、タイ船籍の船舶9隻が海峡通過を待っており、このうち5隻は国内で不可欠な肥料を輸送しているという。

 また、米国とイランの停戦合意を歓迎し、停戦が持続的な敵対行為の停止と平和的解決につながることに期待を示した。外相は、影響を受けている国・地域に滞在するタイ国民に対し、情勢が依然不透明だとして、2週間の猶予期間を利用して帰国するよう呼びかけた。帰国に支援が必要な場合は在外公館に連絡するよう促し、渡航費を負担できない国民には財政支援が用意されていると説明した。

●ホルムズ海峡でタイ船籍ばら積み船が被弾 乗組員20人救助、3人救出作業続く

シハサック副首相兼外相 写真:タイ外務省フェイスブックより

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