バンコク都内のソンクラーン、水かけは禁酒で午後10時まで

【タイ】タイ正月にあたるソンクラーン期間中、バンコク都内での水かけ行事は原則として酒類禁止とされ、実施時間も午後10時までに制限される見通しだ。バンコク都庁(BMA)のタウィダー・カモンウェート副都知事が4月7日、安全対策を最優先に進める方針を明らかにした。

 ソンクラーン連休は4月11日から15日までの5日間だが、水かけ行事は本来のソンクラーンの13~15日となる。バンコク都内には少なくとも88カ所のイベント会場が設けられ、いずれもアルコールを伴わない水かけエリアとして運営される。主な会場は、都庁舎前広場、シーロム通り、カーオサーン通り、サイアム・スクエア前、セントラルワールド前など。

 イベント主催者には安全確保の徹底が求められ、大型の水鉄砲の使用禁止、わいせつ行為の禁止、白粉やタルカムパウダーの使用禁止といったルールが指示されている。水資源の節約も呼びかけられており、夜10時までに終了する。チャチャート・シッティパン都知事は、期間中の体感温度が60度に達する可能性があるとし、各会場に救護体制を整えて飲料水を十分に用意するよう要請した。

 都庁は管理を徹底するため3種に区分。公式にイベントが認められて主催者名と安全計画が明確な会場を第1区、公式行事はないものの人出が見込まれる場所を第2区とする。病院、消防署、警察署の出入り口、橋、高速道路、幹線道路、主要交差点などは第3区とし、祭り行為を禁止する。

 バンコク首都警察によると、燃料費や交通費の高騰を背景に、今年は帰省せずバンコクにとどまる都民が増える見通し。治安確保のため警察官を増員して対応するという。

2025年のバンコク・シーロム通りでの水かけ祭り 写真:newsclip

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