ビジネスプラットフォームのココペリ、地銀・信金向けに日タイ企業マッチング開始 海外取引支援で

【タイ・日本】中小企業向けのビジネスプラットフォームを手がけるココペリ(本社:東京都千代田区)は1月29日、同社が提供する海外ビジネスマッチングプラットフォーム「BIG ADVANCE GLOBAL」を、東濃信用金庫(岐阜県多治見市)および愛媛銀行(愛媛県松山市)で同日から利用開始したと発表した。日本とタイの企業間取引を対象としたマッチングから運用を始める。

 BIG ADVANCE GLOBALは、日本と海外の中堅・中小企業をオンライン上で結び、販路拡大や取引先開拓を支援するプラットフォームで、国や言語の違いを越えた企業間取引を想定している。両金融機関は、取引先企業の海外展開支援策の一環として同サービスを導入した。

 背景には、国内市場の縮小や円安の影響を受け、海外市場への進出に関心を持つ中堅・中小企業が増えている一方、取引先選定への不安や言語の壁、貿易実務や物流に関する専門知識の不足などから、実際の海外展開に踏み出せない企業が少なくない現状があるという。東濃信用金庫と愛媛銀行は、こうした課題への対応として同プラットフォームの採用を決めた。

 同サービスでは、金融機関と取引関係のある海外企業のみが参加する会員制ネットワークを通じ、日本企業が海外企業と直接取引できる仕組みを採っている。日本語とタイ語を含む複数言語に対応した自動翻訳機能を備え、チャットや字幕付きのビデオ通話で母国語同士のやり取りが可能とされる。さらに、日タイ双方の言語や商習慣に詳しいコーディネーターが商談を支援し、海外法務や貿易実務、国際物流に関する支援サービスも用意しているという。

 ココペリによると、今後は案件検索を補助するAI機能や、企業に適した取引案件を提示するレコメンド機能の追加など、サービスの機能拡充を進める方針。すでに他の金融機関でも導入や検討が進んでおり、金融機関向けの展開を順次広げていくとしている。

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