【タイ】バンコクの高架鉄道(BTS)を運営する大量輸送システム社(BTSC)は、都心部を走るグリーンラインを対象に、通勤客の負担軽減を目的とした新たな割引運賃制度「Xtreme Savings」を導入した。長距離と短距離の双方の利用者に対応する2種類のパッケージを用意し、日常的に利用する会社員、学生・生徒など幅広い層の利用を想定している。
新制度は4月1日から2027年3月31日までの期間限定で提供され、BTSの窓口やスマホ向けのアプリ「Rabbit Rewards」を通じて購入できる。対象区間はモーチット~オンヌット間、ナショナルスタジアム~ウォンウィヤンヤイ間など、グリーンライン本線の主要区間となる。
長距離向けは、グリーンライン本線を広範囲に利用する通勤客向けの「週間パッケージ」で、7日間に10回まで乗車でき、乗車駅数の制限はない。一般利用者の場合、1回あたりの平均運賃は34バーツ、学生・生徒は27バーツと、通常運賃より割安に設定されている。
短距離向けは、起点駅を除いて4駅以内の移動に限定したパッケージ。一般利用者、生徒・学生ともに1回25バーツから利用できる。
パッケージの条件を超えて5駅以上移動した場合は、通常運賃がICカードから自動的に引き落とされ、その乗車はパッケージの利用回数には含まれない。一方、同一駅で入出場した場合でも、実際の移動距離に応じた運賃が計算され、1回分としてカウントされる。
Xtreme Savings利用者は、一定の条件のもとで延伸区間への乗り継ぎも特別運賃で利用できる。さらに、配車サービスのグラブやフィットネスジムのジェッツ、モバイル充電サービスのチャージスポットなどの提携企業による特典に加え、専用の追加割引サービスも受けられるとしている。
























