燃料供給不安でソンクラーン帰省に影 タイの長距離バス予約が低迷

【タイ】観光バス運行業者500社(総数1万5000台)が加盟する運輸業者協会によると、ソンクラーン(タイ正月、4月13~15日)期間中の長距離バスの予約が伸び悩んでいる。10日辺りから大型連休となり、例年はこの時期すでに全体の8割が予約済みとなるが、今年は燃料価格を巡る先行きの不透明感から、予約が半分にも満たないという。

 予約が集まらない理由は、乗客の運賃値上げへの懸念よりむしろ、予約の受付自体が始まっていないことにあるという。ぎりぎりまで燃料事情を見極め、ソンクラーン直前での運賃決定を考えている業者が多く、「価格よりむしろ、補給が出来ずに燃料切れを起こし、車両を押したり、乗客を立ち往生させたりすることにならないか心配」だという。

 政府はこれまで、燃料に関して十分な備蓄量を確保していると説明してきた。しかし、製油所から給油所への供給で大手系列店が優先されて仲介業者向けが絞られたことにより、独立系給油所で燃料不足が生じ、大手系列店で利用者が行列を作るなど、国内各地で混乱が発生した。26日には、政府の補助金が打ち切られたことにより軽油などが一晩で18%急騰した。

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写真:newsclip

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