【タイ】最高検察庁(OAG)は、タイで健康食品や美容食品をオンライン販売していた「ジ・アイコン・グループ(The iCon Group)」が起こした投資詐欺で、事件に関わったとされる俳優2人について、重大な5つの罪で起訴する方針を最終決定した。近く刑事裁判所に送致される見通し。
起訴対象となるのは、俳優・司会者・実業家のユラナン・パモンモントリー(通称サム)氏と俳優(女優)・タレントのピーチャヤー・ワッタナーモントリー(通称ミン)氏。法務省特別捜査局(DSI)は、両氏の関与が単なる広告出演者の域を超えていると判断し、検事総長がこれを認めた。
検察は当初、両氏が単に雇われただけのプレゼンターに過ぎないとし、証拠不十分を理由に不起訴としていた。その後、DSIの異議申し立てを受け、今回の起訴の判断に至った。
起訴される罪状は、1)公衆に対する詐欺の共謀、2)虚偽情報のコンピュータシステムへの入力(コンピュータ犯罪法違反)、3)詐欺的手段による資金調達の共謀、4)無許可の訪問販売・ネットワークビジネスの運営、5)会員勧誘を目的としたねずみ講(無限連鎖講)の運営、の5件。
DSIの異議申し立ての背景には、両氏が投資を促す演説を行って被害者の判断に大きな影響を与えていたこと、広告出演の範囲を超える高額な報酬を受け取っていたことなどがある。国際的な関連事件との関係から、今回の事件で起訴しなければ次の事件の立件に支障が出る点や、両氏の知名度と信頼性が投資判断に影響した点も重視された。
今後、法定手続きに従って刑事裁判所に起訴される。両氏が正当な理由なく出頭しない場合は、身柄が確保されて速やかに裁判所に送致される。
●支援団体の代表が被害者への返金を自ら着服、ジ・アイコン・グループの投資詐欺で
●訴え5600人超、被害総額70億円超か 健康・美容食品での詐欺疑惑
●健康・美容食品で13億円規模の投資詐欺か タイ芸能界を巻き込む騒動続く
2023年当時のキャンペーン写真
Sam Yuranunt Pamornmontriフェイスブックより
minpechayaインスタグラムより






















