タイで「オウム病」患者を確認 当局が事実と説明、正確な情報共有を呼びかけ

【タイ】デジタル経済社会省は、インターネット上で拡散している「タイでオウム病の患者が確認された」との情報について、事実だと説明した。同省は、フェイクニュースや誤情報が多く流通する中、公式情報に基づいた正確な理解と情報共有を呼びかけている。

 反フェイクニュースセンター(AFNC)が1月31日に実施した監視で、多数のオンライン投稿の中から確認が必要な情報を精査。保健省疾病管理局に確認した結果、「タイでオウム病患者が確認された」との内容は事実と判断した。

 患者は2025年末に確認された。基礎疾患があり、換気の悪い環境で鳥を飼育していたという。鳥かごの清掃時に防護具を使用していなかったことが感染につながった可能性がある。現在は治療を終え、回復している。

 オウム病は、クラミジア属の細菌による感染症で、オウム、ハト、アヒル、七面鳥などの鳥類にみられる。人は、乾燥した鳥の糞、羽毛、分泌物に含まれる病原体を吸い込むことで感染することがある。発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、乾いた咳など、インフルエンザに似た症状が現れるのが特徴。

 疾病管理局は、鳥類やその糞に不用意に触れないこと、やむを得ず接触する場合はマスクや手袋を着用し、接触後は手洗いを徹底するよう呼びかけている。体調に異変を感じた場合は、鳥との接触歴を医師に伝えた上で、速やかに受診するよう求めている。

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