【タイ・日本】全日本空輸(ANA)は、2026年度夏ダイヤ(3月29日~10月24日)において、成田~バンコク線の旅客便および貨物便を増便する。旺盛なアジア需要を背景に、同路線の輸送力を強化し、利便性向上と収益拡大を図る。
旅客便では、現在の毎日運航(週7往復)に加え、4月21日から新たに週4往復を追加する。増便分は火曜、水曜、金曜、日曜に運航し、夏ダイヤ期間中の最大運航便数は週11往復となる。ただ、7月18日から8月31日までは追加便を運休し、通常の週7往復体制に戻す。
貨物事業でも同路線の強化を進める。ANAグループは、日本貨物航空(NCA)を新たに迎えた体制のもと、アジアと欧米を結ぶ貨物ネットワークの拡充を進めており、3月29日からANA貨物便を増便する。旅客便の貨物スペースと専用貨物便を組み合わせ、アジア域内の物流需要を確実に取り込む狙い。
ANAは、国際線全体の運航便数を前年夏比で約5%拡大する計画で、成田発着路線を中心にアジア路線の増便を進めている。成田~バンコク線はその中核路線の一つとして位置づけられており、観光・ビジネス双方の需要回復を見据えた戦略的な増便となる見通し。























