【タイ】タイ警察は東北部ウボン・ラーチャターニー県ナーターン郡で11月23日、フェイスブック上で家電修理工を騙って虚偽の販売投稿を繰り返し、代金を受け取った後に逃走していた男(33)を逮捕したと発表した。これまでに、複数の逮捕状が発付されていた。
男はフェイスブック上で家電修理工としての偽アカウントを作成、修理工グループに潜り込んでいた。他人の工具や機材の写真を盗用して販売すると投稿、代金が振り込まれるとアカウントを閉鎖して逃げるという手口を繰り返していた。
2023年には、インバーター2台(計4万バーツ)の注文を受けたものの設置予定の当日に「車が故障した」と言い残して連絡を絶ち、被害者に訴えられて東北部コーンケーン裁判所から逮捕状を発付されていた。2024年には、制御盤(7000バーツ)の代金を受けてそのまま逃亡。東部ナコーン・ナーヨック裁判所から新たな逮捕状を発付された。
警察はオンライン上で男の動向を追跡し、ウボン・ラーチャターニー県に潜んでいることを突き止め、逮捕に乗り出した。男は、2013年に強盗事件で3年間服役、2019〜2023年に薬物で服役していた。出所後も偽アカウントを使った詐欺を繰り返していたという。
写真:POLICE News Varieties























