東南アジア最大の工作機械展「METALEX 2025」 11月19日からバンコクで開催

【タイ】東南アジア地域最大規模と評される工作機械および金属加工の展示会「METALEX 2025」が、11月19日から22日まで、バンコク郊外のコンベンションセンター「バンコク・インターナショナル・トレード&エキシビション・センター(BITEC)」で開催される。主催者のRX Tradexは、約50カ国から3000以上のブランドが出展し、来場者が10万人を超えると見込んでいる。

 METALEXは1986年に初めて開催され、今年で第39回を迎える。工作機械や金属加工技術を中心に、産業用ロボット、工場自動化システム、AIやIoTを活用した製造業DX(デジタルトランスフォーメーション)関連技術まで幅広く紹介する。来場者はASEAN域内の製造業関係者が中心で、「経営者から技術者まで幅広い層が集まり、商談や技術交流の場となっている」(RX Tradex談)。昨年のMETALEX 2024では、約3000ブランドが出展し、来場者は9万人に達した。RX Tradexは今年、さらに規模を拡大し、国際的な製造業ネットワークの強化を目指す。

 今年のテーマは 「The Spotlight」。未来の工作機械や金属加工技術に光を当て、産業の持続的成長を促すことを掲げている。スマートマシナリー、産業ロボット、デジタルソリューションなど、時代を反映した技術が展示される予定。

 日本企業も積極的に参加しており、ジェトロが設けるパビリオンには25社が出展予定。製造業DXやスマートファクトリー関連の最新技術を披露し、ASEAN市場での販路拡大を狙う。

METALEX 2025
ジェトロ・パビリオンに関する発表

関連記事

ページ上部へ戻る