10月13日(月)は「ラマ9世記念日」で祝日となる。前週末の11日から三連休とする企業が多いと予想される。
ラマ9世は1927年12月5日、米国マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれ。父親はソンクラーナカリン王子、祖父はラマ5世(チュラロンコン大王)、兄はラマ8世。1946年6月9日、ラマ8世の死去を受けて即位した。1950年4月28日にシリキット王妃(現王太后)と結婚、同年に5月5日に戴冠式を行った。
子女はウボンラット王女(米国人との結婚で王籍は消滅)、ラマ10世(ワチラーロンコーン国王)、シリントーン王女、チュラポーン王女。
2016年10月13日に死去(88歳没)。同日は以降、「ラマ9世記念日」となる。また、12月5日も死去により国王誕生日から父の日に変更され、祝日として続いている。
ラマ9世はタイの大王7人の1人として讃えられる。三大王は、スコータイ(スコタイ)王朝のラムカムヘン大王、アユタヤ王朝のナレースワン大王、チャックリー王朝のチュラロンコン大王(ラマ5世)。ほか、アユタヤ王朝のナライ(ラマティボディ3世)大王、トンブリー王朝のタークシン大王、チャクリー王朝のラマ1世、そしてラマ9世。