バンコクでまたもや道路陥没 車線を一部閉鎖

【タイ】バンコク都バーンコーレーム区内のトック通りで10月1日午前8時ごろ、道路が陥没して2車線が通行止めとなった。区役所の調査で、コンクリート舗装の下に深さ1~2メートルの空洞が確認され、陥没区間は長さ26メートル、幅9メートルに及んでいることが分かった。隣接する長さ20メートルほどの民間所有の塀も損傷した。

 チャチャート・シッティパン・バンコク都知事が同日午後、現場を視察した。「一帯は1年以上前から問題が起きており、修繕を行ったが再び陥没した」と説明。道路下には排水管や地中ケーブルの管が通っており、土砂が流れ込んだ可能性があるとした。

 チャチャート都知事は関係機関に対し、3日以内に復旧を完了するよう指示。排水経路の管理を徹底し、周辺への浸水被害を防ぐよう求めた。

 事故はトック通りの突き当たり、首都電力公社(MEA)ヤーンナーワー事務所前で発生した。近くのチャルンクルン・プラチャーラック病院への出入りは通常どおり可能。

 バンコクでは9月24日午前7時ごろ、ドゥシット区内サームセーン通りのワチラパヤーバーン病院前の道路が約30メートル四方、深さ50メートルの規模で陥没するという大事故が発生している。

写真:バンコク都庁(BMA)

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