サイアムスクエアで「フルーツフェスティバル」開催、今年のタイはフルーツが豊作

【タイ】バンコク都内サイアムスクエアで6月19~22日、商務省国内通商局(DIT)主催の「タイフルーツフェスティバル」が開催される。産地直送の新鮮フルーツや加工フルーツが即売されるという。

 今年のフルーツ収穫に関しては、ペートーンターン・チナワット首相が自身のフェイスブックで5月、「今年は豊作で例年の15%増の収穫量。フェスティバル開催などを検討する」と語っていた。今回のサイアムスクエアでフェスティバルは、ドリアン・ビュッフェ(食べ放題)が一番の見どころとされており、DITは多くの来場者を期待している。

 ドリアンはすでに、(特産地とされる)東部産の80%が国内市場に出回っており、食べ頃だという。中国への輸出条件が緩和され、もともと好調だった同国向けの輸出量がさらに増えており、国内価格が上昇気味。グレードABが1キロ当たり130バーツ、グレードCが同93バーツ、グレードDが同79バーツの価格を付けている。

 マンゴスチンは産地でおよそ50%が収穫済みで、価格は品質に応じて1キロ当たり30バーツから89バーツ。ランブータンも同様に収穫量が全体の半数に達しており、国内価格が1キロ当たり27バーツ、輸出価格が同38バーツ。

 DITはまた、セントラルデパート、サイアムパラゴン、ビッグC、グルメマーケットなどとの小売店との共催で、6月4日から8月27日までプロモーションを展開する。

今年は果物が豊作、各地でフルーツフェスティバル開催か

ウィッタヤーコーン・マニーネートDIT局長(左から2人目)

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