タイ警察、押収した銃2万丁廃棄

【タイ】タイ警察は23日、国内で押収した銃2万735丁を東部ラヨン県の施設で廃棄処分した。

スイスの国際・開発研究大学院の2017年の調査によると、タイでは民間人が所有する小火器だけで、人口100人あたり約15丁、計1000万丁超に上り、銃による犯罪が多発している。

2020年には、東北部ナコンラチャシマ市で、タイ陸軍兵士の男が自動小銃などを乱射し、買い物客ら29人が死亡、58人が重軽傷を負った。

2022年には、東北部ノーンブワラムプー県で、銃やナイフで武装した警官のタイ人男が保育園などを襲撃し、子ども24人を含む37人を殺害、10人にけがを負わせた後、拳銃自殺した。

同年、バンコク郊外の警察署から警官が備品の自動小銃など銃159丁を盗み出して転売したことが明らかになった。

こうした一連の事件を受け、タイ当局は銃の取り締まりを強化している。

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