商船三井がサイアム・セメント向け長期用船2隻追加

【タイ】株式会社商船三井(本社:東京都港区)グループのMOL ENERGIA PTE. LTD.(本社:シンガポール)が、タイ王室系複合企業サイアムセメント・グループ(SCG)のSCGケミカルズ(SCGC)との間で、新造液化エタン専用船(Very Large Ethane Carrier(VLEC)2隻の長期用船契約を3月17日、締結した。両社は1月23日に3隻の契約を結んでおり、これで5隻となった。

 商船三井グループは2014年、世界で初めてVLEC事業に参画した。世界で竣工または発注済みの約90隻の液化エタン専用船のうち、同社グループが管理・運航するVLECは、今回の契約で14隻となる。追加新造の2隻は2028年の竣工を予定。先の3隻と同様、韓国のSAMSUNG HEAVY INDUSTRIES CO., LTD.(三星重工業)で建造する。全長230メートル、船幅36.6メートル、満載時喫水11.9メートル。貨物艙(そう)・容量はGTT Mark IIIメンブレン、10万立方メートル。

商船三井MOLがサイアムセメントと長期用船契約締結

本船イメージ(提供:三星重工業)

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