【タイ】南部プーケット県のソーポン・スワンナラット知事が、プーケット島を訪れた外国人旅行者が2024年、1314万人に達したと明らかにした。観光収益は4970億バーツ(2兆2262億円相当)で、今年は5000億バーツ達成を見込んでいる。
タイの2024年の外国人入国者数は前年比26%増の 3554万5714人で、プーケット島の外国人旅行者1314万人は全体の3割弱を占め、首都バンコクに次ぐ多さ。ソーポン県知事は観光収益としては増収を目指すものの、人数は1300万人規模を維持したいと述べている。滞在日数の延長によって観光収益を引き上げたい考えで、現状のインフラでは人数的な受け入れに限界があるとみられる。
プーケット県は道路整備、ゴミ処理の効率化、大気汚染対策などに取り組んでおり、将来的な旅行者数増加を見込んでインフラ整備を継続中。1月9日にはペートンターン・シナワット首相がプーケット島を訪れ、「プーケットの高級リゾート化」を提案していた。