バンコク首都圏のPM2.5濃度、増減繰り返す 週末まで高止まりの見込み

【タイ】バンコク都庁(BMA)によると、バンコクの大気汚染が再び悪化、2月13日午前7時の時点で、全区の微小粒子状物質(PM2.5)の平均値が1立方メートル当たり63.5マイクログラムまで上昇した。BMAはPM2.5濃度が週末辺りまで高止まりするとして、都民に注意を促している。

 最も平均値が高い区は、在バンコク日本人が多く居住するワッタナー区と接したクローントゥーイ区で、同82.1マイクログラムだった。以下、東側のノーンジョーク区が80.1マイクログラム、スワンナプーム空港に近いラートクラバン区が79マイクログラム、日系企業の事務所が集中するバーンナー区が78.3マイクログラム、西側のバーンクンティアン区が76.9マイクログラムと続く。同5区は「健康に被害を及ぶレベル」(赤色、75.1マイクログラム~)で、ほか45区は「健康に被害が出始めるレベル」(オレンジ色、37.6~75マイクログラム)。

 バンコク首都圏のPM2.5平均値はしばらく低下していたが、前週末辺りからじわりと上昇していった。BMAは最近、大気汚染悪化の原因となり得る施設を立入検査できる措置を導入したが、効果を挙げられているかは未知。

画像:バンコク都庁(BMA)

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