【タイ】ミドルクラスモーターサイクル(250cc~750cc)部門での世界的リーダーと評される「ロイヤルエンフィールド」が、バンコク東隣サムット・プラカーン県に新設したCKD(コンプリート・ノックダウン)組立工場の操業を開始した。同社はインドのチェンナイに本社を構える多国籍バイクメーカー。
新工場の広さはおよそ5295平方メートル(5万7000平方フィート)で、年間3万台以上の生産能力を誇る。タイでの現地組立は国内需要の高まりに応えるもので、タイでの現地組立をきっかけとして、段階的にアジア太平洋地域全体に販売網を広げていきたい考え。同社はCKD工場をバングラデシュ、ネパール、アルゼンチン、コロンビア、ブラジルに展開。タイは6カ国目の現地組立拠点となる。
ロイヤルエンフィールドの販売店舗は、インド主要都市に2050カ所以上、世界およそ60カ国に850カ所以上が展開されている。