タイ北部の赤十字フェアに手榴弾投げ込み 4人死亡60人近くけが

【タイ】北部ターク県ウムパーン郡で12月13日午後11時半頃、赤十字フェアの会場に手榴弾が投げ込まれ、4人が死亡、60人近くがけがをした。カレン族の若者2人が逮捕された。

 手榴弾は、来場客が音楽に合わせて踊っていたダンスステージの前に投げ込まれた。爆発によって2人がその場で死亡、40人以上がけがをした。時間の経過と共に死傷者の数は増え、14日午前中の時点で死者4人、けが人56人、うち重傷者6人と報道されている。

 警察は、カレン族の16歳と17歳の若者2人を逮捕。1人は容疑を認め、もう1人は否定しているという。ミャンマーと国境を接するウムパーン郡は、カレン族を含む複数の少数民族が混在する土地で、ミャンマー国籍者も多い。

 ウムパーン郡の赤十字フェアは毎年開催される恒例行事で、今年は12月8日に始まり、14日が最終日の予定だった。会場の警備は毎日、80人体制だったという。

写真:POLICE News Varieties

写真:ウムパーン郡のレスキュー隊のフェイスブックより
ศูนย์กู้ชีพกู้ภัยอำเภออุ้มผาง

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