【タイ・イスラエル】タイ外務省は11月1日、イスラエル北部のレバノン国境に近いメトゥラ近郊で労働に従事していたタイ人4人が、イスラム教シーア派組織ヒズボラによるレバノンからのロケット弾によって死亡したと発表した。同じくロケット弾を受けたタイ人1人が重傷だという。マーリット・サギヤムポン外相やピパット・ラチャキットプラカン労相が追悼の意を表した。また、タイ外務省ホームページのトップページにも、中東地域で激化する武力紛争への深い懸念が掲載されている。
タイ外務省によると、イスラム組織ハマスが2023年10月にイスラエルを攻撃して以降、一連の紛争に巻き込まれて死亡したタイ人は46人。不明のタイ人6人はハマスに人質として捕らわれているとみられる。