三井不動産、タイのサービスアパート5軒を完全子会社化

【タイ】タイの不動産デベロッパー、アナンダー・デベロップメントは1日、サービスアパートを運営する合弁会社5社の所有全株(各社の株式51%)を、5社にそれぞれ49%出資する合弁相手の三井不動産に25億4000万バーツで売却すると発表した。

 売却するのはAMHラチャダ、AMHスクムビット8、AMHスクムビット59、AMHサトン、AMHパタヤの5社。

  アナンダーと三井不動産は共同でサービスアパート5軒(「アスコット・トンロー・バンコク」、「アスコット・エンバシー・サトーン・バンコク」、「ライフ・スクンビット8・バンコク」、「サマセット・ラマ9・バンコク」、「サマセット・パタヤ」)を展開するほか、バンコク都心のアソーク交差点で超高層分譲マンション「アシュトン・アソーク」を開発した。しかし、2017年に完成した「アシュトン・アソーク」は2023年になり最高行政裁判所により建設許可が取り消され、違法建築状態となっている。

 アナンダーは2020〜2023年に18億バーツを超える赤字を出すなど経営が苦境に陥っている。2023年は売上高38億1900万バーツ、最終赤字8億8700万バーツだった。 

 

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