【タイ】旧野党陣営でタクシン元首相派のプアタイ党は21日、旧与党陣営の中核3党など10党との共同記者会見で、11党で連立政権を樹立し、プアタイ党が選挙公約に掲げた政策の実現を目指すと表明した。

　民主主義を制限する現行憲法を改正するほか、2027年までに、最低賃金を1日600バーツ（約2500円）、大卒初任給を月2万5000バーツ（約10万3000円）に引き上げることを目指す。徴兵制の撤廃、デジタルウォレットの普及も図る。