タイ入国管理局、「スパイ入国阻止」で外国人の入国審査強化

【タイ】タイ警察入国管理局が、カンボジアとの軍事衝突を巡ってタイ国内でのスパイ活動や破壊工作があり得るとし、外国人の入国審査を強化している。国境周辺に限らず、全国規模で実施されている。

 南部リゾートのスラーターニー県パンガン島に武装要請が上陸したという情報がネット上で流れ、警察が捜査を続けていた。情報はデマと断定されたが、入管は敵対行為がタイ国内で発生する可能性を否定せず、厳密な審査を継続中とした。

 その一方で、軍事衝突が観光業に与える影響は限定的で、外国人入国者数は順調に伸びているとした。クリスマスや新年をタイで過ごす旅行者・観光客に対し、入管は「安心して過ごしてほしい」と呼びかけている。

スワンナプーム空港 写真:newsclip

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