【タイ・カンボジア】12月9日に始まった東南アジア最大のスポーツ大会「第33回東南アジア競技大会(SEA Games 2025)」で、初日の開会式に参加したカンボジア代表団が直後に、競技への出場を見送ると表明した。11日には帰国するとみられる。
カンボジア選手団は選手とスタッフ合わせて137人で、12競技への出場が予定されていた。団長は、「タイ側の温かい歓迎には感謝しているが、タイ・カンボジア国境で緊張が続いており、選手の安全に不安が残る」と話しているという。
カンボジア国内では9日、「フン・セン上院議長(元首相)がタイとの緊張状況にもかかわらず、SEA Gamesへの参加を英断した」と、大々的に報じられていた。



















