【タイ】東北部スリン県パノム・ドンラック郡のカンボジア国境で8月27日午後3時45分頃、タイ軍兵士が地雷に触れて右足を失った。一連の国境紛争で、地雷による負傷は6人目となる。
場所はタイ陸軍が「350高地」と呼ぶ地点で、クメール遺跡のプラサート・タークワーイ付近。地雷は新品同様のロシア(旧ソ連)製PMN-2で、今回の紛争でカンボジア軍によって新たにまかれたものだという。
タイ政府は、地雷敷設はオタワ条約(対人地雷禁止条約)および今回の停戦合意に違反していると繰り返し非難しているが、カンボジアは敷設したことを認めていない。