【タイ】水上警察とタイ海軍は11月2日、東部トラート県沖で武器・弾薬の密輸組織を摘発し、容疑者5人を逮捕したと発表した。AK47自動小銃用の7.62ミリ弾3万1880発ほか、不審物やスピードボートなどを押収した。首謀者や関係ネットワークの解明を進めている。
8月21日に同県でAK47用弾薬2万3640発と12.7ミリ機関銃弾765発を押収した事件を受けて捜査を拡大。密輸グループがトラート県クート島沖で海上から物資を受け取り、チャンタブリー県とトラート県の境界に近いウェール川河口に運び込む計画を把握した。
警察は対象のスピードボートを監視し、11月1日午前5時40分ごろ、ウェール川に戻ってきたボートを捜索。粘着テープで巻かれた複数の袋の中からAK47用弾薬を発見した。
タイ人4人とカンボジア人1人の計5人を逮捕。AK47用7.62ミリ弾3万1880発、爆発物の可能性がある棒状の不審物3本、携帯電話2台、船外機2基を搭載した無登録の白色スピードボート1隻などを押収した。
逮捕されたタイ人によると、氏名不詳の人物からオンラインで2万バーツ(9万円相当)の報酬を提示され、カンボジア人と物資を受け取るよう依頼された。カンボジア側から来たロングテールボートが、タイ領海内のクート島沖で人員と物資を引き渡し、その後ウェール川沿いの船着き場まで運ぶよう指示されていたという。
警察は、東部地域の複数の人物が密輸組織の背後にいる疑いがあるとみて証拠収集を進めている。押収した弾薬はタイ国内向けではなく、南部または西部を経由して第三国に運ばれる予定だった可能性もあるとし、流通経路の全容解明を急いでいる。
写真:POLICE News Varieties




























