【タイ】タイ警察入国管理局は10月18日、韓国警察との合同捜査で、韓国人を標的にした詐欺グループの摘発を行い、韓国人8人と中国人2人の10人をバンコクで逮捕したと発表した。被害額は数億バーツ(十数億円相当)に上るとみられる。
捜査は9月4日、オーバーステイの疑いで韓国人1人を逮捕したことをきっかけに始まった。同容疑者は韓国で詐欺容疑により逮捕状が出されており、オンライン賭博への関与も疑われていた。その後の捜査で、ラートプラオ区・フアイクワーン区、サーイマイ区、ラッチャダーピセーク通り・ラマ9世通り周辺の3カ所の関係先を特定した。
逮捕された中国人2人はグループの指導役で、韓国人メンバーに対して詐欺の手口を教えていたとみられる。電話を使った詐欺では検察幹部を名乗り、「資金洗浄事件に関与している」として偽造の逮捕状や捏造した証拠を送り付け、被害者を脅していた。SNSなどを通じて親密な関係を築いた後、偽のリンクを送って金銭をだまし取るロマンス詐欺にも関与していた疑いがある。
容疑者らは役割ごとに作業場所を分け、ヘッドセットを装着して電話をかけていた。1時間に50件以上の発信が可能だったという。現場からはパソコンや携帯電話計10台以上が押収された。
拠点の1カ所だったサーイマイ区内の住宅は、10月1日から月額15万バーツ(70万円相当)で賃借されていた。室内には梱包材が付いたままの家具もあり、入居して間もないとみられる。2カ月前にも詐欺事件に関連して警察の捜索が入ったとされ、入管は家主とグループとの関係についても調べている。
写真:タイ入管フェイスブックより





























