【タイ】バンコク都庁(BMA)によると、10月9日午前7時時点の全区の微小粒子状物質(PM2.5)の平均値は1立方メートル当たり29.2マイクログラムと基準値の37.5マイクログラムを下回ったものの、5区で「健康に被害が出始めるレベル」(オレンジ色)に達した。大気汚染が緩和されやすい雨期の最中、交通渋滞に加えて大気の停滞によって粒子状物質が拡散しにくくなった。
最も高かったのは、都心部のヤーンナーワー区で同48.0マイクログラムだった。次いで東部のプラウェート区で40.4マイクログラム、スクムビット通りに近いクローントゥーイ区で40.0マイクログラム、ショッピング街のパトゥムワン区で39.5マイクログラム、チャオプラヤー川右岸のバーンクンティアン区で38.5マイクログラムとなった。
都庁は、幼児、高齢者、妊婦、慢性的な呼吸器疾患や心疾患のある人に対し、屋外活動をできるだけ避けるよう呼び掛けた。やむを得ず外出する場合は防護対策を徹底し、屋外での滞在時間を最小限に抑えるとともに、異常な症状が現れた場合は速やかに医療機関を受診するよう要請している。
今月下旬辺りに雨期が明けて乾期に入ると、大気汚染がさらに悪化すると予想される。
AQI(大気質指数)の国際的な目安は、■151~200:不健康(全ての人に影響)、■201~300:非常に不健康、■301~:危険(緊急事態)となっている。PM2.5濃度はタイの基準で、■37.6~75マイクログラム:健康に被害が出始めるレベル(オレンジ色)、■75.1マイクログラム~:健康に被害を及ぼすレベル(赤色)」。


























