【タイ】ソンクラーン(タイ正月)の帰省ラッシュで混雑が続いていた4月13日、バンコク発の急行列車169号が予定より7時間10分遅れて終点の深南部ヤラーに到着、「原因は車内で猫が騒いで停車したため」との投稿がSNSで拡散された。掲載された画像の猫に批判が集まり、タイ国鉄(SRT)も「乗客によるトラブル」と発表して猫騒ぎを遅延の一因とするような印象を与えたが、主因は度重なる機関車の交換だったことが、ほかの乗客の投稿で分かった。
フェイスブックには、「列車が途中で停車し、暑さに耐えられなくなったとみられる猫が飼い主に噛みつき、ほかの乗客を引っかくなどした。車掌ら3人がシーツで包んで落ち着かせる作業に20分を要した」と投稿され、機関車のトラブルには触れておらず、画像にはかなりの出血が写っていた。該当車両はエアコンなしだったもよう。
複数のメディアが14日に投稿を取り上げ、猫が遅延の主因という印象を与えた。これに対し同乗していた複数の乗客が「遅延の原因は猫ではない」と反論。フェイスブック上で再び盛り上がった。
1人の乗客は、「機関車が故障して途中駅で交換したものの、それも故障して長く停車した。遅れは猫のせいではない」と投稿。ほかの乗客も、「列車はプラジュアップ・キーリーカン県内の駅で機関車の交換のため停車、その後50キロ走っただけで隣のチュムポーン県内で再度交換となった。猫の件などささいな出来事」とのコメントを寄せた。さらにほかの乗客も、「猫を捕まえるのにかかった時間は20分だけ。列車遅延の原因ではない」とした。
SRTは公式に、「430分遅れで到着。原因は工事、機関車の不具合、線路の安全確認、乗客によるトラブルなどが理由」と発表。乗客によるトラブルとして猫騒ぎを遅延の一因とするような記述がみられる。
「Kijja Pongpisan」さんフェイスブックより(画像一部加工)
























