【タイ】入国管理局は3月29日、タイデジタル入国カード(TDAC)の登録を有料で代行すると称する詐欺サイトに注意するよう、外国人入国者に呼びかけた。TDACの申請は義務だが、公式ルートのみで受け付けており、費用は一切かからないとしている。
TDACは昨年5月1日に導入され、従来の紙の入国カード(TM6)に代わる制度として運用されている。すべての外国人入国者は事前にオンラインで申請する必要があるが、外国人入国者の1割が入国管理局とは無関係の非公式サイトで、20~90米ドルの手数料を支払って登録しているという。
これまでに確認されている詐欺サイトとして、書類作成支援を称する「tdac.info」、ビザ手続き代行を称する「ivisa.com」などをあげている。ほか、利用規約で「タイ政府と無関係」としながらTDACの手続きを行うとうたう複数のドメインが確認されている。こうしたサイトでは個人情報が詐欺やなりすましに悪用されるおそれがあるという。
入国管理局は、関係機関と連携して詐欺サイトの特定と閉鎖を進めているが、多くが海外で運営されており対応は容易でないという。航空会社にも協力を求め、渡航前に公式ルートで登録するよう乗客に周知し、不要な遅延や出費を防ぐよう呼びかけている。
TDACに関しては、運用開始当日に偽サイトが見つかり、タイ政府が注意喚起を発していた。
●義務付け初日に手数料を請求する偽サイト 「タイデジタル到着カード(TDAC)」で
●在タイ日本国大使館【注意喚起】TDAC(Thailand Digital Arrival Card)に関するトラブルについて
























