東南アジア競技大会、南部ソンクラー県開催競技をバンコクへ 非常事態宣言受け

【タイ】タイ南部ソンクラー県で予定されていた「第33回東南アジア競技大会(SEA Games 2025)」の全競技が、首都バンコクに移されることが決まった。洪水被害による非常事態宣言が25日に発令されたため。

 SEA Gamesの開催は12月9日から20日までだが、洪水が収まったとしても復旧に時間がかかる可能性が高いこと、感染症流行のリスクもあり得ることなどから、開催地を変更すべきと判断された。タイのアタコーン・シリラタヤーコーン観光スポーツ相および各国代表は、男子サッカー(グループB)、ボクシング、プンチャック・シラット、カバディ、柔道、空手、レスリング、武術太極拳、ペタンク、チェスの全10競技が対象とすることで合意した。

 タイ政府は、ソンクラー県への渡航で航空券や宿泊を手配していた選手団に対する費用補償を検討する。バンコクの代替会場はこれからの確保となる。

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ソンクラー県での避難状況 写真:レスキュー隊「1677(ร่วมด้วยช่วยกัน)」フェイスブックより

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