【タイ】ワチラパヤーバーン病院前の道路陥没により周辺の陸上交通が封鎖され、多くの都民、患者、医療関係者に影響が出ている事態を受け、タイ海軍は9月25日、同軍輸送局の高速艇3隻(1126号、1132号、1136号)を派遣し、交通の便を確保する支援を開始した。
運航は運輸省海事局と連携して行われ、同局が配備した「214号」とあわせ、パーヤップ船着場~ナワミントラーティラート大学(ワチラ病院)船着場~テーウェート船着場の区間で、都民を無料で送迎する。運航時間は午前7時から午後7時まで。
海軍は「都民の不便を軽減するため、関係機関や地元当局と緊密に連携し、安全確保と利便性の向上に努める。状況が正常に戻るまで継続する」と説明。問い合わせや詳細は、海軍直通電話「1696」(24時間対応)で受け付けている。
ワチラ病院前のサームセーン通りでは9月24日午前7時ごろ、道路が約30メートル四方、深さ50メートルの規模で陥没した。これまでに死傷者の報告はない。
写真:กองทัพเรือ Royal Thai Navyフェイスブックより