タイ東北部で偽造ライター押収 警察が「爆発や発火の危険」と注意喚起

【タイ】タイ警察経済犯罪対策課(ECD)は9月25日、東北部コーンケーン県とウドーン・ターニー県の倉庫や販売店など計9カ所を一斉捜索し、偽ブランドのライターおよそ3万3千個を押収した。工業製品規格を満たしておらず、爆発や発火の危険があるという。

 押収されたのは「TAIYO」ブランドをかたった偽造品で、警察が正規メーカーのタイメリー社からの通報を受け、捜査を続けていた。偽ブランド品を販売目的で所持していた関係者を、商標法違反で立件する方針。

 警察は国民に対し、「安価な偽造ライターは工業製品規格(มอก.)を満たしていないため、爆発や発火の危険があり、使用者の生命や財産を脅かす」と警告。信頼できる店舗で購入し、正規の規格マーク、製造日、販売者情報などを確認するよう呼びかけた。

 TAIYOライターは、タイ国内で広く流通する低価格帯の使い捨てライターで、日常的に利用されている。小売店ではほかに、国際ブランドのBIC製品もよく見かける。

写真:POLICE News Varieties

関連記事

ページ上部へ戻る