【タイ】台風13号だった熱帯低気圧「カジキ」の影響で、タイ北部メーホーンソーン県の各地で洪水、鉄砲水、土砂崩れが発生し、国道108号線が寸断された。地元当局が復旧作業を続けているが、寸断は複数個所で確認されており、8月28日時点で全面開通には至っていない。
国道108号線は、県都のメーホーンソーン市から南下してユンクアム郡を通り、東に迂回して隣県チェンマイ県に至る、同県有数の幹線道路。寸断されているのはメーホーンソーン市からユンクアム郡にかけてで、復旧作業で土砂や流木を撤去できた区間はあるものの、道路や橋が流失した個所は通行不可となっている。行方不明者も2人、出ているもよう。
県は9月1日までの全面開通を見込んでおり、一部は仮設橋の設置などで対処するものとみられる。
8月28日午前時点のメーホーンソーン市内のフアイポーンチャムルット橋
写真:レスキュー隊「1677(ร่วมด้วยช่วยกัน)」フェイスブックより