パタヤで逮捕の中国人、警察署を脱走してチャンタブリーまで逃げる

【タイ】詐欺容疑で逮捕された中国人の男(38)が、身柄を拘束されていた東部チョンブリー県パッタヤー(パタヤ)市の警察署を脱走し、隣県チャンタブリー県まで逃げるという騒ぎが起きた。現在、チャンタブリー警察によって取り調べが行われている。

 中国人はパタヤで詐欺を働いた後に国外に逃亡を図ろうとしたが、6月4日午後2時半頃にバンコクのドーンムアン空港の出発ロビーで逮捕され、パタヤに戻された。詐欺の内容は明らかにされていない。

 中国人はパタヤ警察署で取り調べを受けている最中、2階の窓から飛び降りてそのまま走り去った。警察は詐欺容疑者の逃亡を公表し、住民に注意を促すとともに、不審者を見かけた場合は速やかに通報するよう要請した。

 1日経った翌5日午後7時半頃、隣県チャンタブリー県チャンタブリー市の警察に通報が入り、中国人は再び逮捕された。パタヤ警察署から脱走した後、タクシーに乗ってチャンタブリー市まで逃げていた。市内のホテルで部屋を借りていたところ、逃亡のニュースを見て顔を覚えていた市民に通報された。

写真:POLICE News Varieties

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