若者世代に蔓延?「Molly」印の錠剤は麻薬入り タイ警察が警告

【タイ】タイ警察は5月12日、中国の人気キャラクター「Molly(モリー)」印の錠剤が若者世代を中心にタイで蔓延する危険があるとし、国民に警告を発した。メタンフェタミンが含まれたエクスタシー(MDMA、幻覚剤)で、複雑な症状を引き起こし、致死率も高いとみられる。

 「モリー薬」に関する警告は、タイ麻薬取締委員会事務局(ONCB)が5月11日、東北部ノーンカーイ県のタイ・ラオス第1友好橋で大量に押収したことがきっかけ。事前に情報を得ていたONCBが関税局などとの連携で待ち構え、乗用車で橋を渡ってタイに持ち込もうとしたラオス国籍の女を取り押さえ、13万7385錠を押収した。

 タイに出回っているモリー薬はオレンジ、緑、紫など色とりどりで、背中に英語でMollyと刻印されている。日本の菓子のラムネのように見え、特に10代の若者が菓子感覚で服用、保護者も違法薬物と気づかないことが多いという。

 警察は、モリー薬を見つけたらONCBの緊急通報番号「1386」(24時間)に通報するよう、呼び掛けている。

写真:POLICE News Varieties

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