電子たばこ所持の中国人団体客恐喝か タイ警官に停職処分

【タイ】タイの公共放送タイPBSなどによると、東部のビーチリゾート、チョンブリ県パタヤ市で、タイで所持、持ち込みが禁止されている電子たばこを所持していた中国人団体旅行客がタイの警官に3万バーツを脅し取られた疑いが浮上した。

チョンブリ県警は2月1日までに、この警官に事実上の停職処分を下し、事実関係の調査に乗り出した。

団体客のガイドから情報が漏れ、テレビ番組で報じられた。それによると、団体客は1月29日未明、繁華街のウォーキングストリートを歩いていた際に、警官に電子たばこを見とがめられ、見逃す代わりに6万バーツを払うよう脅された。ガイドを通して交渉し、警官に3万バーツを払って解放された。

タイでは今年1月にバンコク都内の路上検問で電子たばこ所持を摘発された台湾人の女優が、警官に検挙を見逃す代わりとして現金を要求され、2万7000バーツを支払ったと主張し、世論の注目を集めていた。

在タイ日本大使館によると、タイでは電子たばこ(アイコスをはじめ加熱式たばこを含む)の持ち込み、所持が禁止されていて、違反した場合、10年以下の懲役または最大50万バーツの罰金が科される。また、タイ入国の際の税関検査で免税範囲(1人1カートン=200本)を超えるたばこの所持が摘発されると、高額な罰金が科せられた上、所持していたたばこがすべて没収される。グループで入国する際に1人が他の人の購入分をまとめて所持していても、免税範囲を超過したとみなされる。

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