【タイ】同性婚を合法化する2024年改正民商法(第24版)が施行され、1月23日から婚姻届の提出が可能となった。バンコク都内では同日、661組が提出した。
バンコク都庁(BMA)によると、都内49区の各区役所で476組、商業施設サイアムパラゴンの受付所で185組がそれぞれ提出した。BMAは当初、49区役所での計300組の受理を目標としていた。予想以上の提出を受け、「歴史的な日だ」という祝辞をフェイズブックに投稿した。
サイアムパラゴンでは記念イベントが開催され、外国人を含む老若男女さまざまなカップルが参加した。日本の国旗を手にした和服姿の日本人の姿も見られた。会場は多くの見学客でにぎわい、世界的にも注目度が高いのか、外国メディアの取材も目立った。同性婚が合法化された国は、アジアではタイ湾、ネパール、タイの3カ国。
サイアムパラゴンでの記念イベント 写真:newscliip