日本人が「タイの入国審査が長い」と批判? タイ入管「待ち時間は30分以内」と反論

【タイ】タイ警察入国管理局は、スワンナプーム空港での入国審査の待ち時間が「深刻な長さ」だとするSNS上の批判について、「ハイシーズンであっても通常30分以内に完了している」と反論した。批判の対象となった日は「特に混雑する日曜日だった」という。

 入管の発表やメディアの報道によると、発端となったのは日本人入国者が2025年12月28日に到着ロビーの入国審査カウンターに長蛇の列ができている様子を撮影し、「すごいことになっている」というコメントを添えたSNS(X)の投稿。これが拡散され、空港の入国審査体制に対する批判が広がったとしている。コメント欄には、同様の経験をしたという日本人利用者が複数現れ、年末年始などの繁忙期には入国審査に少なくとも2時間を見込むべきだと助言する声も上がっていたという。ただ、日本語的には攻撃的な批判の言葉は見受けられない。

 入管第2管区はこれに対し、問題とされたのは年間でも特に利用者が多い日曜日に起きたものだと説明した。当日は午後1時~2時の1時間だけで国際線30便が到着し、5700人ほどが一斉に入国したという。午前10時から午後5時までの7時間で到着旅客数は1時間あたり4000人を下回ることはなく、1日で延べ8万5000人超がスワンナプーム空港を利用した。

 また、ターミナルの構造が影響している面もあると説明。入国審査場へ向かう通路が長く、比較的幅が狭いため、実際以上に混雑しているように見える場合があるという。実際の混雑は特定の時間帯に限られ、スワンナプーム空港の入国審査は運用基準に沿って、概ね30分以内で処理されていると強調した。

 入管は、休暇を一時停止するなどして警官を最大限に配置し、手続きの迅速化を図る一方、国家安全保障上の審査基準は厳格に維持しているとした。「繁忙期に入国審査で行列ができるのは世界各国の空港でも一般的な現象」だとし、理解を求めた。

2025年12月28日20時台は入国審査が終わったことを強調するタイ入管発表の画像

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