大気汚染続く バンコク全域で「健康に被害が出始めるレベル」

【タイ】バンコク都庁(BMA)によると、バンコク全50区での微小粒子状物質(PM2.5)の1立方メートル当たりの平均値が、1月15日朝7時の時点で「健康に被害が出始めるレベル」の48〜67.7マイクログラム(オレンジ色)だった。バンコクでは昨年末から、全域で「健康に被害が出始めるレベル」の日が多く続き、日によっては一部の区で「健康に被害を及ぼしているレベル」(赤色)に達している。

 最も平均値が高いのは、西側サムット・サーコーン県に接したノーンケーム区の66.9マイクログラム、東側ミンブリー区の64.5マイクログラム、多くの日系企業が事務所を構えるバーンナー区の63.7マイクログラム、チャオプラヤー川沿いのトンブリー区の63.4マイクログラム、北東側のクローンサームワー区で63.0マイクログラムなど。

画像:バンコク都庁(BMA)

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