【タイ】年末年始の連休でタイは12月27日(金)から帰省が始まり、同日に全国で発生した交通事故は322件、死者は52人、けが人は318人に達した。事故の主な原因はスピード違反。タイの各メディアが28日午後に発表した。
本来の年末年始休暇は12月28日から1月1日までの5日間だが、スケジュールをずらして休暇を取る国民が多いことから、帰省ラッシュによる交通事故の増加を見据えた交通安全キャンペーン「危険な10日間」は、12月27日から1月5日までの10日間に設定されている。その初日となる27日は、前年同様にバイクの事故が最も多く、全体の85.2%を占めた。事故原因はスピード違反が39.4%、横切りが20.5%。
事故が最も多かった道路は、運輸省高速道路局が管轄する国内各地の幹線道路で47.8%、農村部での事故は28%だった。事故が最も多かった県は南部ナコーン・シータマナラート県で17件。死者が最も多かった県はバンコク都とナコーン・シータマナラート県でそれぞれ4人。
前年の年末年始は「危険な7日間」が設定され、事故件数2288件、死者284人、けが人2307人だった。
12月27日の事故。中部サラブリー県レスキュー隊のフェイブブックより
สมาคมพุทธสมาคมสว่างรัตนตรัยธรรมสถานสระบุรี