【タイ】南部パンガー県カオラック・ビーチで11月29日、ドイツ人(57)が遊泳中に大きな魚に脚を噛まれてライフガードに救出される事故が起きた。連絡を受けて現場を訪れた地元当局は、サメに噛まれた可能性を否定しなかった。
噛まれた脚には、脛(すね)からふくらはぎにかけて何本も傷があり、最も長い傷は20~30センチほどで、ふくらはぎを大きくめくっていた。ドイツ人は南隣のプーケット島の病院に搬送されて治療を受けた。
カオラック・ビーチを管轄するタクアパー警察署の警官、パンガー県職員、天然資源環境省海洋沿岸資源局の職員らが現場を確認、ライフガードが説明する傷の状況を推察し、サメに噛まれた可能性を否定せず、詳しい調査が必要とした。
事故が起きたビーチには現在、危険を知らせる赤い旗が立てられている。界隈では2020年にもサメらしき魚に脚を噛まれる事故があったという。