【タイ】バンコクで4日、性の多様性を祝い、LGBTQなど性的少数者の権利拡大を訴えるイベント「バンコクプライド」が開催され、数万人がラマ1世通りをパトゥムワン交差点からラチャプラソン交差点まで行進した。
イベントには革新派ガウクライ党(ムーブフォワード党)のピター党首、タクシン元首相の次女でタクシン派プアタイ党顧問のペートーンターン氏、チャチャート・バンコク都知事らが参加した。
ガウクライ党は5月14日投票のタイ議会下院(定数500)総選挙で暫定151議席を獲得して第1党となった。141議席で第2党となったプアタイ党など民主派の7党と連立政権の樹立を目指している。ガウクライ党は同性婚の合法化を選挙公約に掲げており、ピター党首はイベントでも、党として同性婚の合法化に取り組む考えを強調した。