タイ東北で大麻栽培工場摘発
- 2024/5/7
- タイ社会
【タイ】タイ内務省は6日、販売目的の大麻を無許可で所持した疑いで、東北部コンケン県在住のタイ人男を逮捕したと発表した。男は県内の村に大麻の栽培工場を設け、大麻草約1400本を栽培していた。
タイの前政権は2022年に、大麻を一部を除き麻薬処罰法の「第5種麻薬」から除外し、栽培、利用を合法化した。これを受け、タイ国内は大麻関連の店舗が林立する状態になっている。23年に発足した現政権は大麻の利用を医療目的に限定する方針を打ち出しているが、具体的な道筋は示していない。