カンボジアの地方病院整備に円借款211億円

【カンボジア】日本政府はカンボジアの広域病院整備に211億400万円の円借款を供与する。13日、プノンペンで高村正大外務大臣政務官とカンボジアのソック・チェンダ・サオピア副首相兼外務国際協力相が書簡を交換、署名した。

 カンボジアのシェムリアップ州とコンポンチャム州で、州病院を高度医療の提供が可能な広域病院に格上げするために必要な医療施設と医療機材を整備する。

 カンボジアでは首都プノンペンと地方との医療サービスの格差が大きい。非感染性疾患の罹患、死亡の増加が深刻化しつつあるものの、プノンペンの国立病院を除いては、悪性腫瘍、脳神経疾患、心疾患などの非感染性疾患の診断治療に対応できない。

 カンボジアは面積約18万平方キロ(日本の約0.48倍)、人口約1695万人(2021年、世界銀行)、人口1人当たりの国民総所得(GNI)1550ドル(2021年、世界銀行)。

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