【タイ】アヌティン・チャーンウィーラクーン首相は7月15日、バンコク都内のクイーンシリキットコンベンションセンター(QSNCC)で開かれた「Mega Halal Bangkok 2026」の開会式に出席した。ハラール経済は世界で最も成長の速い分野の一つであり、タイにとって単なる一市場の拡大にとどまらず、国内の食料システム強化、付加価値産業の育成、農業・事業者支援、世界の食料安全保障への貢献につながると述べた。
世界経済が気候変動、地政学的リスク、供給網の不安定化などの大きな変化に直面し、食料安全保障が重要課題となっていると指摘。消費者は「何を買うか」だけでなく、製品の由来、製造方法、信頼性を重視するようになり、品質、基準、安全性といった「信頼性」が経済価値として高まっていると述べた。
その中でハラールは、宗教的認証を超え、品質、透明性、トレーサビリティ、消費者の信頼を備えた国際的な基準として発展。ムスリム以外の消費者にも価値を提供する仕組みになっていると強調した。
「タイは長年、世界の台所として評価されてきたが、現在はその強みをさらに発展させている。信頼される世界の食料安全保障パートナーとして、安心して利用できる食品、製品、サービスを提供することを目指している」とし、ハラール経済が同ビジョンを支える柱の一つになると述べた。
アヌティン首相はまた、タイはアセアン地域のハラール経済拠点としての潜在力を持ち、東南アジア地域とイスラム圏を結ぶ玄関口となり得るとした。
同イベントは17日まで続く。























